妊婦があわびを食べると目のきれいな子が生まれる!? あわびの栄養からおいしい食べ方まで

お中元やお歳暮、結婚祝いや出産祝いに何を贈ったらいいのか迷う人は多いのではないでしょうか。
今回は、贈りものに最適な「あわび」について詳しく解説します。
「妊婦があわびを食べると目のきれいな子が生まれるという話は本当か? 」や「あわびはどうやって食べるの? 」など、「あわび」に関する疑問からおいしい食べ方までお話しします。
■あわびの基礎知識

あわびとは、楕円形の貝殻に入った巻貝の一種です。日本では高級食材として有名です。
あわびは、海藻を食べるため、多くのミネラルが含まれています。中でも鉄分やコラーゲンが多く含まれ、女性から人気のある食材です。さらに亜鉛やタウリンなど体を元気に保つために必要な栄養がたくさん含まれています。
あわびは高い栄養素をもっていることから、外国では薬膳や漢方薬としても使われています。
韓国では、産後に母乳をたくさん出すためにあわびをおかゆにして食べる習慣があります。
また、中国ではあわびの貝殻を使った「石決明(せっけつめい)」という眼病の生薬が作られていた記録が残っています。
日本では、あわびは薬というよりも「おいしい食材」として扱われることが多く、お祝い事やお遣い物として高い人気があります。
■「妊婦があわびを食べると目のきれいな子が生まれる」は本当?

昔から妊婦があわびを食べると「目のきれいな子」「視力がいい子」が生まれるという話があります。妊娠中は、食べるものに敏感になり、言い伝えや迷信でも気になるものです。
結論から言うと「あわびを食べることで目のいい子が生まれる」という医学的な根拠はないようです。ただ、お腹の中にいる赤ちゃんの目や脳はかなり早い段階から形成されます。つわりで体調が悪い時期かもしれません。食欲がないときでも、お腹の中で赤ちゃんがしっかりと成長するためには栄養が必要です。「食欲がなくてもあわびなら食べられるのではないか」「あわびなら少しの量でもたくさんの栄養が摂れるのではないか」という思いが「妊婦があわびを食べると目のきれいな子が生まれる」という話につながったのではないでしょうか。
■あわびのおいしい食べ方

あわびをおいしく食べる方法はたくさんあります。バター焼きや酒蒸しは調理も簡単です。ここからは、あわびのバター焼きと酒蒸しのレシピを紹介します。
<あわびのバター焼き>
バター焼きは、貝殻表面をきれいに洗い、貝殻と中の貝柱を切り離します。このとき、あわびの肝(ワタ)を破らないように注意しましょう。口のかたい部分は取り除きます。フライパンにバターを適量入れて焼きます。貝柱をまるごとフライパンで焼いても良いのですが、スライスしてから焼いた方が焼きやすいでしょう。仕上げにお好みで醤油をたらします。
あわびの肝も食べることができます。多少苦みがありますが、同じようにバターで焼いてから醤油をたらすとおいしく食べることができます。
<あわびの酒蒸し>
酒蒸しは、貝殻表面をきれいに洗い、貝柱に酒を振りかけます。そして、ひたすら蒸します。蒸す時間は2時間以上です。あわびは、加熱すればするほどやわらかく仕上がります。蒸し器の水がなくならないように気をつけながら、気長に蒸しましょう。蒸しあがったらあわびを取り出して冷まします。あわびを蒸すときに、あわびの上に切った昆布をのせるとうまみが強くなります。もちろん、肝も食べられます。
■汁まで使える「あわびの煮貝」は出産祝いやお中元、お歳暮にも最適

バター焼きも酒蒸しもおいしい食べ方ですが、手間と時間がかかります。また、貝殻から貝柱をはずすときにはコツが必要です。「もっと簡単にあわびを食べたい」という人や「あわびをもれなく味わいたい」という人には「あわびの煮貝」がおすすめです。





「あわびの煮貝」は、山梨の名産品です。すでに調理済みなので、開封してすぐに食べることができます。また、袋に入っている調味液にはあわびのうまみがつまっています。調味液を使った炊き込みご飯は、香り豊かで高級感ある味になります。
あわびは高級食材です。自分ではなかなか手が出せないかもしれません。だからこそ、大切な人に「あわびの煮貝」を贈ってみてはいかがでしょうか。
「国産黒鮑煮貝」は、おもに長崎県産の黒鮑を贅沢に使った商品です。黒鮑は「あわびの王様」とも呼ばれています。桐箱に丁寧に詰められ「国産黒鮑煮貝」は高級感があり、贈る人も贈られる人もうれしくなる逸品です。
11,880円(税込)

■おわりに
あわびは食べたいけれど「自分ではなかなか買えないもの」です。
だからこそ、離れて暮らしている大切な方に、元気に生まれてきてほしい赤ちゃんのために、感染症対策をしながら頑張っている妊婦さんのために、そしていつもお世話になっている大切な人に、気持ちを伝える特別なギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。
